Your body, your life

NYのピラティス屋さんの呟き

2023-11-22

先日、ニューヨークのニューヨークらしいところを詰め込んだ、お土産にもぴったりの絵本について書きました。

NYC ABCs ボードブック ニューヨーク 絵本

記事はこちら

「Board book(段ボール紙の絵本)」とこちらで呼ばれている、ページが厚手の幼児向けの体裁の本で、色も優しく、子ども部屋に置きたくなる雰囲気の本です。でも、内容は完全に大人向け。ニューヨークを好きな人なら、多分クスっと笑える1冊です。

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ちょっとここで脱線しますが。

この絵本の話をお客様の1人にしたところ、私が以前のブログで取り上げた言葉「Schlepping」は、英語ではなく、イディッシュ(アシュケナージ系ユダヤ人の方たちが話す言葉)なのだと教えてくれました。でも、英語の中で普通に使われており、確認したところティーンエイジャーのお客様も使うと言っていたので、老若男女が使う=私たちも使って大丈夫な言葉なようです(時々、「もう使われていないですよ」と言った場合もあるので、言葉の時代性は大事)👌

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この上記の記事の最後に書いた、個人的に、コアなニューヨーク好き、特にニューヨークに住んでいたことがある人に向けた、Tomoko的おすすめお土産絵本第1位をご紹介しておきたいと思います。

ズバリ。

Christoph Niemannの『I LEGO N.Y.』🗽

ニューヨーク 絵本 ボードブック レゴ The New Yorker お土産

パチパチパチ🎉

形式としては、こちらもボードブックなのですが、こちらも大人向けの本です。

Christoph Niemannの本は好きで他にも何冊か持っているのですが、日常を楽しみつつ批評するような独創的な視点を、視覚(と文章)で表現するアーティストです。The New Yorkerの表紙を担当していることでもよく知られています。

リンク:Christopher Niemann | The New Yorker

そんな彼のニューヨークをテーマにしたレゴ作品を集めたこの本、何が面白いかというと、ニューヨークの「メジャー」なものと、「若干ローカル」なネタを取り上げているということ。

何度も訪れていたり、ある程度住んでいたりすれば、あ!と分かりそうなものが集まっているのがポイントです。

しかも、使うのは単純さを体現するレゴ。さらに、その数は、最少で1個から、多くても数個。絶妙なシンプルさで、でもなぜか納得させられてしまう。そんな楽しさがあります。

まずは、メジャーな作品を紹介してみると、例えばニューヨークの街を彩る黄色いタクシー、イエローキャブの乗車状況をレゴにしたもの。

イエローキャブ ニューヨーク 絵本 ボードブック レゴ The New Yorker お土産

これは、ニューヨークに来たことがない方でもなんとなく分かりますよね。

一方で、こちらの右側は地下鉄の駅を通る線の種類を表現したもの。

ユニオンスクエア ニューヨーク 絵本 ボードブック レゴ The New Yorker お土産

シンプルですが、この色(路線)がこの角度で組み合わさる駅は、確かにUnion Sq. 以外にありません。

これはもっとローカルな例。

ニューヨークタイムス レゴ 絵本 ニューヨーク The New Yorker お土産

ニューヨークで「Paper」、つまり新聞といえば、もちろんThe New York Times。日曜版はどどんとページ数が増えて厚いことで有名なので、それを表現したものです。

アパートの入り口にどさっと置かれているTimesの厚みを見て、「あ、今日は日曜日だった」と逆に思ったりする日常を思い出させてくれる、という感じです。

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もし日本に帰国する日が来たら、この本はきっと自分の本として持って帰る1冊にすると思います(子どもはあまり興味なし😅)。棚に置いて話のネタにしても楽しいし、自分でもちょっと懐かしさをそこに置いておくような気持ちで。

もしニューヨークに遊びに来て、チャンスがあったら手に取ってみてください。書店の子ども向けの本コーナーには、ほぼ置かれていると思いますよ。

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Tomoko Pilates NYC
http://www.typilatesnyc.com
ニューヨークでピラティスに出会おう。

Categories: Tomoko's note

No comments on メジャーだけど、ちょっとローカルなニューヨークを体現した絵本。個人的「ニューヨーク土産絵本」第1位です。

日本人インストラクターによるニューヨークのピラティススタジオ
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