Your body, your life

NYのピラティス屋さんの呟き

2024-10-03

2回目となる、もっと愛を!シリーズ。セッションを行う中で、日々ストレッチをしてほしいなと思っている身体の部分を取り上げていきます。

今回は、胸です🤍

長時間、同じ姿勢でいてしまったりして、身体が固まっているなーと思った時に、よく私たちは伸びをしますが、その時にやりがちなのが、腰だけを反らすこと。

現代の私たちが同じ姿勢でいることって、画面を見ていたり、手仕事をしていたりすることが多いですよね。

腰も確かに丸まっていることがあるので、反らすのは気持ち良いのですが、一番固まっている肩周りや背中周りはそれほど動かせていない場合があります。

これもまた勿体無い。

なので、ぜひ肩や背中がつながっている「胸」のあたりを動かそうとして欲しいんです。


胸を動かす、ってどうやるの?と思われると思いますが、大事なコツは、「ではない」ところを固定してあげること。この場合は、先に動きやすい、お腹周り、腰周りを固定します。

一度、座った状態で、いつものように思い切り伸びて反ってみてください。

それを戻してから、再び、今度はお腹にグッと力を入れてから、同じように反ってみてください。そうすると、反れる範囲は小さくなりますが、より上半身の上の方が伸ばされる感じがしませんか?

私は頭の後ろに手を添えるのが好きです。指は組まずに軽く後頭部に添え、反った時に肘をサイドに開きながら少し落とすようにしてみます。そうすると、胸と腕がつながっているあたりがしっかり伸びます。

しっかり反れたら、次は逆に丸めていきます。

この時も同じく、腰は固定しましょう。腰まではまっすぐにして、背中の上の方をグッと後ろに押し込むように丸めてあげると良いです。

できれば、肩には力を入れないで。余計なところに力を入れずに動かすのも訓練です。肘は前に落とすように畳むか、腕を耳の横にスッと伸ばしても良いと思います。

このセットを何度か繰り返していきます。できれば呼吸をつけましょう。どちらかで吸ってどちらかで吐く。どちらが気持ち良いか、ご自身で試してみてください。しなやかに動かせるようになると、呼吸も楽になってきます。

インスタグラムにビデオを載せるので、追ってこちらもご参考に。 @tomokopilatesnyc


わかりやすく、胸を動かす、としていますが、胸を動かすと言うことは、背中の上の方を動かすと言うことでもあります。肩甲骨を動かそうという呼びかけと似たものです。

胸と背中を表裏で捉えて、大きく動かしてみてくださいね。


月1回の初心者歓迎のオンラインクラス、今月はこの実践編です。詳しくはこちらの、オンラインクラスのご案内をご覧ください。

ぜひ、今日から胸にも愛を💛

ニューヨークでピラティスを🗽
Http://www.typilatesnyc.com

Categories: What's Pilates?

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日本人インストラクターによるニューヨークのピラティススタジオ
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