Your body, your life

NYのピラティス屋さんの呟き

2024-09-19

突然始めます、もっと愛を!シリーズ。セッションを行う中で、日々ストレッチをしてほしいなと思っている身体の部分を取り上げていきます。ストレッチでしっかり意識できると、引き締めにもつながるんです。

初回はサイド。横。脇。ウエストも含む。

サイドストレッチ

私もかつてはデスクに齧り付いて仕事をしていたので、“同じ姿勢で固まりがち”問題には、非常に身に覚えがあります。

問題は、時々歩いたり、伸びをしたりする時に、身体のサイドも意識したり、伸ばしたりしていますか?ということ。

腰を反るようにグッと伸びていても、サイドが伸ばせていない人は案外多いです。

これ、もったいないです!

なぜかというと、サイドは伸ばし甲斐があるから。前後の伸びも気持ち良いですが、サイドは伸ばした時の伸び幅が大きい!その気持ち良さは見逃したくないです。


さて、伸ばす時に意識してほしいことを、今回は3つにまとめてみました。

1つ目は、「長さ」を意識すること。

サイド、というと、ウエストあたりから肩くらいまで、と漠然とイメージされやすいのですが、もっともっと長いイメージを持ってほしいです。

立っているなら、足の外側から、天井に持ち上げた腕の指の先まで。

膝立ちなら、膝の外側から、持ち上げた腕の指の先まで。

あぐらや座っている姿勢なら、お尻の外側から持ち上げた腕の指の先まで。

私のセッションに出ている方は時々耳にしていただいていると思いますが、上に書いたそれぞれのポイントを【逆方向】に引っ張り合います。それで初めて、本当にサイドが「伸び」ます!

二つ目は、胴体を反らないこと。

反っていると、伸ばす場所がずれていきます。何気なく動くと、"真横を伸ばす"が意外とできない方が多いです。自分が思っているよりも腰のあたりは丸まる感じでも良いかもしれません。

そして、三つ目は頭の位置。

反らないようにすると、合わせて頭も前に落ちる方が多いのですが、腰を反らずに、胸は開きたい。特に日本の方は、目を伏せる、胸を張らない、首を垂れる、といった、特に文化的に女性が好ましく見られやすい姿勢があるせいか、これは苦手な方が多い印象です。

ピラティスさんは、よく、二の腕と耳をつけて動かしていました。なので、そのイメージで、手の指先が向かっている方向(=伸びたい方向)に頭のてっぺんも引っ張ってあげるようにすると、サイドを満遍なく伸ばすことができます。


最後に一つだけ。私も少し前までよく使ってしまっていた「サイドベンド」、つまり、「サイドに折れる」という動きのイメージは捨ててもらった方が良いかもしれません。

むしろ、「リーチ」=「手を伸ばして何かを取る」、というようなイメージの「サイドリーチ」が良さそう。伸ばしていない方のサイドが「お休み」しないようにしてあげると、サイドをしっかり伸ばしつつ、少しずつ引き締めていくことに繋がりますよ。

この辺りも含めて、今週末のオンラインクラスでは、サイドにもっと愛を!の実践編をやっていきます。詳しくはこちらの、オンラインクラスのご案内を見てくださいね。

ぜひ、今日からサイドに愛を💛

ニューヨークでピラティスを🗽
Http://www.typilatesnyc.com

Categories: What's Pilates?

No comments on 身体のサイド(横のライン)にもっと愛を!(「ストレッチしてほしい」シリーズ)

日本人インストラクターによるニューヨークのピラティススタジオ
日本人インストラクターによる
ニューヨークのピラティススタジオ
Newsletter
ニュースレター購読でどこよりも早く情報をお届けします
ニュースレター購読でどこよりも早く
情報をお届けします