夏休みは飛行機で旅に出る方も多い時期ですね。私も、ニューヨーク=日本の間をよく行き来するので、年に数回は毎回12〜14時間のフライトを経験しています。

飛行機の中では狭い座席の中で長い時間を過ごすため、どうしても姿勢が凝り固まりがちです。「エコノミー症候群」として知られる血栓症ほど深刻ではなくても、疲れやすいフライトを少しでも快適に過ごすためには、小さくでも、効果的にストレッチを兼ねて動いておくと良いと思います。
私のおすすめは、4ステップ。
1. 肩首回し🌀
まず、肩を大きめに回します。意識するのは、背中まで動くように回すこと。背中は大きな筋肉がたくさんついているので、動かすと血流が良くなりますし、肩を回すことで背中→さらに腰も動かせます。ついでに首も回しておきましょう。
2. 背骨動かし
次は、ピラティスらしく、「背骨を動かす」。
Cat & Cowという動きをご存知の方もいると思います。背中を丸めたり、反らしたりする動きを、呼吸に合わせて数回やってみます。背骨を一つずつ動かすようなつもりで。この時、肩が強張らないように気をつけてください。肩を耳から離しておくようにすると良いです⭕️
ピラティスでは、身体の「面」を意識して動いていきます。簡単にいうと、身体の前・後ろ・横の面。これをそれぞれ伸ばしたいので、Cat & Cowに足りないのは横の面。
なので、忘れずにサイドストレッチ!腕を天井に伸ばして左右に引くでも良いですし、それだと大袈裟になってしまう場合は、頭の上で肘を掴んで左右に引くのでも良いです。大きく動かなくても、引っ張られる側のお尻をしっかり座席についたままにすれば、十分に伸ばせます👌 肋骨の間を広げるような意識を持ってください。
もう一つ、忘れてはいけない背骨の動きが「ひねる」。左右に知らない人がいると難しいかもしれませんが、トイレに行った時にでも、座ったままでウエストから左・右とひねってください。背骨を動かすためには、座った状態でひねった方が効果的です。
3. 手足首と指をグーパー
これはエコノミークラス症候群の予防でよく知られていると思いますが、手首・足首の曲げ伸ばし、さらに手足指のグーパーもやっておきましょう。これが一番こっそりできますね😉
4. 股関節 開き
これは座席ではできないのですが・・・もし機内を少し歩いてみて、縦長のスペースを見つけられたら、アキレス腱伸ばしをしておいてください。アキレス腱を伸ばす時に、股関節の前、太ももの前を伸ばすことができます。座席に座っている時は、股関節が前に曲がった状態で固定してしまっているので、その逆の動きをしてあげるのは気持ち良いですよ🧘♀️
以前インスタグラム📱にビデオを載せたので、動きの参考にしてみてください。2023年12月の投稿なので、リールを少し遡っていただけたら見つかると思います。
Travelers tips💡 How to survive a long flight like mine – 14+ hrs to 🇯🇵 (*make sure you also walk around every hour👣).
ご質問などあればご遠慮なくお寄せくださいね。
ニューヨークでピラティスを🗽
http://www.typilatesnyc.com
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