Your body, your life

NYのピラティス屋さんの呟き

2024-11-15

私が今年学んだことの一つが、話を聞いてもらうことの大切さ。

夏に父が亡くなったのですが、ブルックリンに戻って色々な友人が父の話を聞いて、一緒に泣いたり、自分の経験を共有したりしてくれました。

ちょうど夏の終わりに戻ったのが良かったのかもしれません。お互いに「夏はどうしてた?」という会話から、自然に「実は・・・」と話ができました。

わざわざ時間をとって話を聞きに来てくれた友達や、電話をしてくれた友達、留守電を残してくれた友達もいて、感謝しきれません。お客様や同僚にもメッセージをいただいたり、カードをいただいたり、話を聞いていただいたりしました。

つい、私個人のことだから、と遠慮してしまいそうなところですが、今回は自分にとって大きな出来事で、聞かれると話さずにはいられなかったのですが、共有することで、不安な気持ちが和らぎ、少しずつ落ち着いてこられたような気がしています。逆に、自分の経験を話してくれた人もたくさんいて、とても助けられました。ひとりじゃない、と思えました。


 

先日また、父の百箇日のための一時帰国をしたのですが、その出発ゲートの近くに、The Strangers Projectという企画展示がありました。

レターサイズの紙1枚に、いつかの誰かが好きなように綴った、無記名だから書けるのかもしれない、自分についての話。

長いものもあれば、ほぼ一言のものも。いつ書かれたのかもわからない、見知らぬ誰かの話なのに、いや、だからこそ普遍的で、泣いたり笑ったりしながら、旅の前のひと時を過ごしました。

友達に話を聞いてもらった時のように、気持ちがふわっと軽くなったような気がしました。

今はSNSで見知らぬ誰かのいい話を見る機会がたくさんあるけれど、それとはちょっと違いました。

内容のせいかな?匿名のせいかな?

これから旅が始まる、空港という場所で、いつ書かれたかわからないものを、他の人たちもいる中で読んだ、というのも良かったかもしれません。

こちら、どんどんSNSでシェアをして欲しいということなので、ご興味のある方は、ぜひ彼らのアカウントへ。@strangersproj

 


  

今年は、お休みも多くいただきました。それにも関わらず、大切な皆さんの時間を、私と分け合い続けてくださったことに感謝しています。皆さんとスタジオやオンラインで時間を過ごすことで、日常の時間をたくさん取り戻すことができました。

2025年も、どうぞよろしくお願いします。

ニューヨークでピラティスを🗽
http://www.typilatesnyc.com

Categories: Tomoko's note

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日本人インストラクターによるニューヨークのピラティススタジオ
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