腰が痛い時、本当に辛いですよね。私自身もピラティスを始めるまで腰痛持ちでしたし、腰痛を感じながらセッションに来てくださる方は少なからずいらっしゃいます。
ニューヨークでは先週末、今年初めて遊べるくらいの雪が積もったので、「子どもと雪遊びして腰痛なの…」という方が出てきました。私も前日に雪遊びしたところで、わかりみが過ぎました😆

ピラティスは治療ではないので、腰痛を治すことはできません。なので、痛い部分は避けて動こうとし、痛みがひどい場合、特に急性の場合は、安静が必要とお伝えします。
でも、少し動けそうだなという時は、患部を避けて丁寧に動いてもらうようにします。
そんな時に私が意識するのは、痛みを悪化させる姿勢や負荷をかけないようにしつつ、他の部分をしっかり動かしていくことです。
例えば、腰が痛い時こそ、肩周りをよく動かしてもらいます。腕を思い切り大きく前後に回して、肩甲骨あたりまでしっかり動いていく。
肩を上手に動かしてあげると胸や背中の大きな筋肉が動いてくれるので、直接的には動かしづらい腰のエリアへの間接的な働きかけになります。
また、痛い腰を庇うために他のところも凝り気味だったりする場合もあるので、動かすことで不要なコリが取れて、身体のバランスがよくなったり、心身ともにすっきりしていただけるという面も。
身体を全体で捉えて働きかけていけるのはピラティスの良いところだと思います。お悩みがあったら、ぜひご相談くださいね。
ニューヨークでピラティスを🗽
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