National Pilates Certification Programと言う独立機関が認定する、ピラティスインストラクターの資格試験を受けてみました。
ピラティスインストラクターは、それぞれが学んだ組織やスタジオからインストラクター認定を受けていて、それで教える資格はあるのですが、それはどれも民間資格。
NPCPの試験は第三者機関による客観的な認証を与えるもので、米国の資格認証機関(NCCA)の基準に基づき、非営利団体としてピラティスインストラクターたちに公式の資格を与えています。

私自身、何となくその存在は知っていたのですが、正直、インストラクターとして仕事をする上で必要性がないこともあり、受験は検討していませんでした。
でも、先日きっかけがあって調べてみたら、受験料は、アメリカ・カナダ国内だと300ドル、それ以外だと450ドル。日本に帰ってからの為替も考えると、将来欲しくなるかもしれないなら、アメリカにいる間に受けておいた方がいいな、と。
試験も月に1回しかないし、資格が多くて困ることはない。先送りにするよりも、タイミングを見て受けてしまおう!と、翌月の受験を決めました。
勉強するには。NPCPが出しているStudy Guideと言う参考書があるのですが、そこそこのお値段がします(笑)。
本来は紙で勉強したいタイプなのですが、すでに受験料の負担が大きいので、Kindle Unlimitedで参考として読みながら、頭の中を整理する形式にしました。
日本での受験勉強の時のノウハウがこの年になってもそれなりに生きますね(笑)。
ちなみに、途中で ChatGPT にこの参考書を読み込んでもらい、練習問題を作らせてみたりもして、その時は「これは使える・・・!」と思っていたのですが、実際に試験を受けてみるとイマイチ的を得ていなかったことに気づきました。
と言うのも、本物のテストの方がだいぶ難しかった。
要は、参考書に書いてあることを覚えてもできない試験だと言うこと。
たとえば、エクササイズに関しては、それぞれに名前と1枚の写真しか掲載されていないし、こういうお客様の要望に対してどう応えるか、と言うような、具体的なシナリオを想定した説明などは書かれていません。
最低限の用語の確認などはできますが、参考書はあくまで参考で、自分が教えてきた経験や知識に基づいて、ウンウンと悩みながら答えていきました。
ちなみに、これから受けようと思っている方の参考になるかもしれないので、当日の様子を少しだけ。
試験はテストセンター以外に、自宅からも受けられるので、私はそれを選びました。ただし、事前に専用のスクリーンをインストールしたり、チャットを設定したりが要求されます。
スクリーン越しに常に監視されていて、周囲の環境や音も含めて、不正がないかチェックされる仕組み。

はっきりと声を出して問題文を読むことなども録音防止の観点から禁止されているので、私がブツブツ声に出して考えていたら、チャットで注意を受けたりもしました。なかなか、厳格です。
でも、テストセンターで受験する人と同じ条件にしなくてはいけないので、当然ですね。
3時間余りのテスト時間の中で、1回だけ5分のトイレ休憩を取ることができました。
結果としては、無事に合格したわけですが、終わってみて自分の中で発見だったのは、「安心」を一番感じたこと。
もちろん、追試しなくても良い!とか、これ以上お金がかからない!とかいう安心もありますが😁
一番は、客観的な評価にも耐えられるところまで、スキルを磨けてきているんだな、と感じられたからだと思います。

もちろん、この試験で求められている考え方や重視される内容があり、それに合わせてチューニングの作業もしたのですが。
基本的には、すでに知っていること、日々仕事として使っていることが、試験の中で少し違う言い方に置き換わって問われているような感覚だったのです。
迷うことはあっても、何を聞かれているのかはわかる。どう考えればいいのかも、なんとなく見える。
ピラティスのインストラクターは、一旦先生になってしまうと、お客様と向き合うことはあっても、自分では成長が見えにくいし、ましてや客観的に成長を測る機会はない。
だから、こういう形で成果を確認できたことは励みになりました。

ちなみに記録として残しておくと、スコアは94/100(78 overで合格)。
- Critical Observation:20/20
- Teaching:29/30
- Technical Expertise:28/30
- Professionalism:17/20
🙌💕
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